自閉症の赤ちゃんの顔とは?

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ここでは、「自閉症の赤ちゃんの顔」についてお話します。

 

生まれたての赤ちゃんは、語源どおり皮膚の色が真っ赤です。
眠っていないときは、大きな声で、全身を使って泣いて要求を伝えています。
泣いていても眠っていても、赤ちゃんのしぐさは本当にかわいらしいものです。

 

そんな赤ちゃんに対する疑問は、どんなに小さいことでも親にとっては重大事です。

 

しかし、赤ちゃんの成長には個人差がとても大きいので
「これができない」=「異常」とはいえないので、
少し様子を見ることも必要なときがあります。

 

赤ちゃんはいつから真似をするの?

 

赤ちゃんの学び方については「赤ちゃん 自閉症 バイバイ 特徴
でもお話しましたが、生まれて2週間くらいの赤ちゃんでも
「注視=顔を近づけるお父さんやお母さんをジッと見つめる」があります。

 

そのとき、お父さんやお母さんが舌を出すと
赤ちゃんも舌を出す動作をすることが報告されています。
口を大きく開けると赤ちゃんも口を大きく開けるのです。

 

これは「新生児模倣」と呼ばれ、生後2ヶ月くらいで消失するとも言われています。

 

ミラーニューロン
(他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように
「鏡」のような反応をする神経細胞)の関わりや、

 

AIM(アクティブ・インターモデル・マッピング=視覚などの知覚情報が
運動情報とひとつの枠組みで統合されるというもの。

 

そのため、他者の身体運動イメージと自分の身体運動イメージとを
鏡のように対応づけることができる)

 

が人には生まれつき備わっているということが言われており、
確定的な理論付けは得られていませんが、実際に赤ちゃんにある行動です。
こんなに早い時期から赤ちゃんは「模倣=真似」をしているということです。

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赤ちゃんの自閉症の顔の特徴は?

 

自閉症の赤ちゃんといっても、個人差が大きいので
「これがあったら絶対自閉症!」というものはありませんが、

 

「無表情」「きりっとしている」「場面に合わない」などの
表情が多いという特徴はあります。

 

実際の「顔」というよりも「表情」には特徴的なものがあるということです。

 

以前よく言われていた「目が合わない」というのも100%ではありません。
実際には「小さい頃から目は合ってましたが自閉症です」
という方はたくさんおられます。

 

自閉症の疑いがあったらどうしたらいいの?

 

抱っこを嫌がったり、人に対する関心が薄く感じられたり、表情が乏しかったり、
癇癪が起きやすかったりすると、親としてはとても不安になるものです。

 

そういったことがあったら、是非、信頼できる医師
(児童精神科医、小児科医)や発達障害者支援センターなどに相談してみましょう。
現在は赤ちゃんの時期から取り組める療育システムもあります。

 

もし、自閉症であったとしても、早期療育をすることで、
自閉症の人たちの生き難さがかなり緩和されるのです。
自閉症=NGではないことをしっかり知っておきましょう。

 

・・・というわけであなたもこのカテゴリーの記事を読んで
「自閉症の赤ちゃん」について学んでくださいね。

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