自閉症の特徴で1歳半とは?

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ようこそ「自閉症の特徴.com-1歳半から大人まで-」へ!
私は自閉症アドバイザーの安倍 楓という専門家です。

 

まずはじめに、1歳半の自閉症の子供の特徴についてお話します。

 

定型発達(通常、健常児の発達のことを指します。)の1歳半は、
どのような状態でしょうか?

 

ほとんどの子供が、歩くようになります。

 

1歳半になると、ほとんどの子供が一人で歩けるようになり、
手を引いてあげれば近所の公園くらいまで歩いてしまう子供もいます。

 

歩く途中で「あっお花!」「ワンワン!」など興味を感じることがあると
すぐに立ち止まったり、しゃがみこんだり、歩道の端の高いところを

 

見つけてわざとそこを歩いてみたり、
興味の関心が外のいろいろなところへ向く時期です。

 

意味のある言葉の語彙が増えてきます。

 

「ママ」「パパ」「ワンワン」「ブーブー」など意味のある単語を
2〜3語は出てくるようになっている子供が多く、
10語以上話せる子供もいます。

 

また、言葉が出なくても、

 

「お母さんはどこかな?」

 

との問いかけに
母親の方を向いて声を出したり、指差しなどで答えられる子供が多いです。

 

イメージを思い描けるようになってきます。

 

空のコップで飲むふりをしたり、積み木を「おいしいね」と
食べるふりをするようなやりとりができるようになってきます。

 

自閉症1歳半で見られる特徴は?

 

何と言っても「言葉の遅れ」です。

 

意味のある言葉が出ないのです。
もちろん定型発達の子供と同じように話せる子供もいます。

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また、言葉以外の方法でコミュニケーションをとる
(身振り、手振り、発声など複数のコミュニケーション手段を使って)
ことも出来ない子供が多いです。

 

問いかけに「反応しない」ということもよく見られます。
身体接触をあまり好まない子供もいます。

 

抱っこしようとすると嫌がったり、手をつないでもすぐに放したり、
子供の方から親の方へ走り寄っていく
などという行動をしない子供もいます。

 

興味の関心が独特です。

 

草花や動物に関心を示すことは珍しく、
道路や公園などの特徴的でない石ころ、ベビーカーや

 

自転車などのタイヤなどに興味を示したり、
一緒に歩いていて

 

「あっワンワンよ!」

 

と話しかけても
そちらに注目しない、などということがよくあります。

 

イメージを思い描くことが難しいです。
積み木を「おいしいね」と食べるふりをしても反応せず、
積み木なら一つずつ並べてこちらのイメージを受け取れません。

 

こういったことが「自閉症1歳半」で見られる特徴です。

 

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