自閉症の症状で小学生は普通学級には入れない!クラス別か養護学校

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ここでは、「自閉症の症状で小学生」についてお話します。

 

自閉症 幼稚園 受け入れ」と同様、
小学生になるときは学校選びがあります。

 

自閉症の子供が行く小学校にはどんなものがあるの?

 

公立小学校(地域の小学校)

 

普通学級:定型発達の子供たちと同じクラスで授業を受けます。
特別支援学級:籍はこちらに置く。
知的学級、情緒学級と分かれており、
自閉症の場合はたいてい情緒学級へ入級します。

 

通級学級:比較的軽度の障害の子が対象です。
普通学級に籍を置き、言語聴覚士などの資格を持つ先生に、
週に半日程度指導を受けます。

 

これはどの学校にも設置されているものではなく、
かなり遠方の学校へ通うことになる場合もあります。

 

特別支援学校の小学部

 

特別支援学校とは、以前「盲学校」
「聾学校」「養護学校」と言われていたものです。

 

自閉症の場合は知的障害が伴う場合は入学可能ですが、
知的障害のない場合は「自閉症クラス」を
設置している学校でないと、入学が難しいです。

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選んだ学校の特色は?

 

「自閉症 幼稚園 受け入れ」と同様、
選択した学校によってかなり違いがあります。

 

公立小学校(地域の小学校)の場合

 

義務教育なので、幼稚園の様に入学を拒否されることはありません。
地域によっては「特別支援学級」の設置がない学校があります。
その場合は設置からのお願いになりますが、
たいていの場合は設置してもらえます。

 

また、公立学校の場合は先生の転勤がつき物で
「先生が違えば指導方針が違う」というのが、
まだまだ当たり前の状況にあるのが現状です。

 

特別支援学校の小学部の場合

 

「特別支援教育」を学び先生になられた方も多く、
自閉症の子供にとって学びやすい環境に整えられている場合も多いです。
どちらの場合も、地域差と学校差が激しいです。

 

小学生の頃の自閉症の症状は?

 

幼稚園の頃よりも徐々に、定型発達の子供との成長差が出てきます。
授業時間も45分間です。
通常その間じっと席に座っていることを要求されますが、
なかなか出来ない子供も多いです。

 

立ち上がって歩き回る子、大声や奇声をあげる子、
隣の子供をつつく子などです。

 

このことも、環境整備(構造化」という)「何をする場所なのか?」
「することの内容は?」などがわかりやすくなっていると、
落ち着いて過ごせる事が多いです。

 

・・・というわけであなたもこのカテゴリー記事を読んで
「小学生の自閉症の特徴」を学んでくださいね。

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