自閉症の赤ちゃんの顔つきとは?

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ここでは、「自閉症の赤ちゃんの顔つき」
についてお話します。

 

自閉症の赤ちゃんの顔つきに
特徴的なことはあるの?

 

全般的な自閉症の人の
顔つきの特徴については

 

自閉症 顔つき 特徴<」で、お話しましたが、

 

ダウン症のような一見してわかる顔つきの特徴はありません。

 

しかし、表情や動作には自閉症の赤ちゃんに
比較的よく見られるものがいくつかあります。

 

1.表情

 

個人差が大きいですが、

 

「場面に合わない」

 

「きりっとしている」

 

「無表情」

 

などがあります。

 

新生児期(生後28日未満の乳児)の赤ちゃんは、
泣いてはお乳を飲んだり、

 

泣いてはおむつ交換をしてもらったりと、
「泣く」ことで何かを要求する以外は
ほとんど眠って過ごすので、

 

この表情は同じ赤ちゃんでも
乳児期(1歳に満たない子供)の
赤ちゃんに当てはまります。

 

2.動作

 

共鳴動作(「新生児模倣」などともいわれるもので、
生後2週間くらいから赤ちゃんが大人の動作に合わせて、

 

意識的、意図的ではなく
同調的・共鳴的に反復する模倣動作のこと。

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その後意識的にその場で模倣しようとする
行動に移行することで消えるもの)

 

が乏しく、さらに意識的、
意図的に模倣できるようになっても
模倣するということが少ない。

 

例えば、お母さんが赤ちゃんの前で
笑いかけながら手を叩くと、

 

赤ちゃんもうれしそうに笑い一生懸命両手を
パチパチと合わせようとしたりする、

 

といったことがほとんど見られない、
ということです。

 

自閉症の赤ちゃんでは?
と疑ったらどうしたらいいの?

 

上でお話したような特徴があったからといって、
絶対に「自閉症です」とは言えません。

 

赤ちゃんの成長の仕方、
その子の個性などいろいろあるからです。

 

しかし、一つの判断材料ではあります。

 

詳しくを専門の小児科医、
児童精神科医に診てもらう
必要のある状態だといえるのです。

 

「我が子に障害があるかもしれない」

 

と疑うことは、とてもつらいことです。

 

しかし自閉症は、早期発見し
適切な療育をできるだけ早くスタートさせることによって、
その後の生活での生き難さを緩和できることがわかっています。

 

もし自閉症であるなら、できるだけ早く気づき、
診断を受けることが大切なのです。

 

先送りにして大切な早期療育の
チャンスを逃さないようにしましょう。

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