自閉症の赤ちゃんだって笑う!生理的微笑も社会的微笑ともにする!

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ここでは、「自閉症の赤ちゃんが笑うのか」についてお話します。

 

赤ちゃんが、お母さんに抱っこされて安心している時に見せる笑顔は、
こちらまでつい微笑んでしまうほど、可愛いものです。

 

赤ちゃんは、いつから笑うの?

 

生まれてすぐの赤ちゃんは「泣く→お乳を飲む→寝る」を繰り返し、
生きるのに全力投球です。
しかし、寝ているときなど笑っているように見えることがあります。

 

これは新生児微笑(生理的微笑)と呼ばれ、
どのような理由で起こるのかは不明ですが、

 

チンパンジーにも新生児微笑があることが確認されているので
「母親など、世話をする周囲の人々の情緒に働きかける
効果があるのではないか?」とも言われています。

 

実際に、お乳を飲ませているとき、オムツを替えているときなど、
赤ちゃんに笑顔で優しく声をかけながら接すると、
多くみられることも確認されてます。

 

赤ちゃんが自分の意思で笑う(社会的微笑)のは、
成長が早い赤ちゃんでも生後2ヶ月頃からと言われています。

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笑い始めの頃は、ニコニコするのではなく、ニヤッとするだけであったり、
赤ちゃんによって様々です。

 

しかし、それまで泣くばかりだった赤ちゃんも、いったん笑い方を覚えると、
徐々に笑う回数も増えてきます。
笑顔もコミュニケーションの一つになります。

 

自閉症の赤ちゃんは笑うの?

 

自閉症の赤ちゃんも、生理的微笑、社会的微笑ともにする場合があります。
時々「うちの子は、笑うから自閉症じゃない」とおっしゃる方がおられますが、
「笑うかどうか」は、自閉症かどうかの判断にはなりません。

 

確かに社会的微笑は、人の顔を見て、人の反応を見て行う、
コミュニケーションといえるので、コミュニケーションが苦手な、
自閉症の赤ちゃんにはありえない、と思われるかもしれませんが、

 

一人遊びでニコニコ笑っている赤ちゃんもいますし、
親と他人の区別がつかなかったりするために、
誰にでも笑顔で接することもあるのです。

 

また、よく笑う赤ちゃんの場合では、感情のコントロールが出来なくなって、
興奮して泣いてしまうこともあります。

 

このように、たとえ自閉症の赤ちゃんでも、笑う時は笑うのです。

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