自閉症の赤ちゃんの頃の特徴とは自分から抱っこを要求する事が無い!

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ここでは、「自閉症の赤ちゃんの頃の特徴」についてお話します。

 

母子保健法では赤ちゃんを、新生児(生後28日未満の乳児)、
乳児(1歳に満たない子供)と定義されています。
赤ちゃんの語源は、新生児の皮膚の色が赤く見えることによります。

 

自閉症の赤ちゃんも、定型発達の赤ちゃんも同じで、なんら見かけではわかりません。
また、赤ちゃんの成長は定型発達でも、個人差がとても大きいものです。

 

新生児期の赤ちゃんはどんな感じなの?

 

平均値を示すと
身長:44.0〜52.6cm
体重:2100〜3760g
頭囲:33cm

 

胸囲:32cm
心拍数:140回/分
呼吸数:40〜50回/分
血圧80/45mmHg

 

生後2〜3日ほどで赤ちゃんの体重は生まれたときの10%ほど減少します。
(体内の胎便を出したり、皮膚からの水分蒸発による)
その後は30g/日の早さで体重増加します。

 

どの赤ちゃんも生まれてすぐは「お乳を飲む→寝る」の繰り返しです。
生きることに全力投球なのです。

 

自閉症の新生児期の赤ちゃんは?

 

定型発達の赤ちゃんと同じで、大きな相違点はありません。
自閉症だと診断されてから「授乳間隔がなかなか定まらなかった」とか
「お乳を飲んでもあまり寝なかった」など、睡眠障害を疑うようなことが言われます。

 

しかし、定型発達の赤ちゃんでも寝つきの悪い子はいますので、
決定的なことではありません。

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赤ちゃんの成長とはどんな感じなの?

 

おおまかな目安ですが、定型発達の赤ちゃんの場合、
3ヶ月〜4ヶ月:原始反射(把握反射、非対称性緊張性頸反射、
モロー反射、吸綴反射、自動歩行反射など)が消えはじめます。
首がすわり、「アーアー」「バブバブ」など言葉を発するようになります。

 

5ヶ月〜6ヶ月:目の前のものをつかもうとしたり、
手を口に持っていったり手足の動きが盛んになります。
また、寝返りをするようにもなります。

 

7ヶ月〜9ヶ月:一人座りが出来るようになり、ハイハイも始まります。
そして、「人見知り」をするようにもなります。

 

10ヶ月〜12ヶ月:つかまり立ちをはじめ、伝い歩き、よちよち歩きを始めます。
また、「人の真似」をしようとする、といった成長をしていきます。

 

自閉症の赤ちゃんの特徴とは?

 

身体的な発達は、定型発達の赤ちゃんと変わらないことが多いです。

 

自閉症 赤ちゃん 特徴乳 幼児」でお話したように、表情が乏しかったり、
自分から抱っこを要求することが無かったり、嫌がったり、人見知りが無かったり、
人の真似をせず、一人でいることを好んでいるように見えたり、
癇癪がおきやすかったりなどの、特徴が出始めることもあります。

 

決して100%ではありませんが、
多くの自閉症の赤ちゃんに見られる兆候はあります。
気になることがあれば抱え込まずに、信頼できる専門家に相談しましょう。

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