新生児の自閉症の症状とは?

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ここでは、「新生児の自閉症の症状」についてお話します。

 

「新生児」とは生後28日未満の乳児のことをいいます。

 

生まれてすぐの赤ちゃんは「お乳を飲んでは寝る」を
ひたすら繰り返しながら成長していきます。

 

目を開けて過ごす時間は、ごくわずかです。

 

新生児の視力はどれくらい?

 

新生児の頃の赤ちゃんの視力はだいたい
0.01〜0.02くらいといわれています。

 

眼球をうまく動かすこともできないため、
ほとんど見えていない状態であるといえます。

 

しかし、明暗についてはお母さんの
お腹にいるころからわかっています。

 

明暗がわかるので、モノトーンの世界で見えているともいえます。

 

しかし生後1週間くらいで赤色や黄色など
少しずつ色の識別ができるようになってきます。

 

目の前の人の動きなど、
何となく動く影などを目で追いかけたりをします。

 

新生児のお母さんの認識はいつから?

 

出産直後から母親に抱かれていた赤ちゃんは、
体重を測り衣服を着せるほんのわずかな間でも泣いてしまい、

 

再びお母さんに抱っこされると泣き止む、
ということを報告している産婦人科医がいます。

 

それほど早く赤ちゃんはお母さんを
認識する力を持って生まれてきます。

 

これは、100%お世話をしてもらえなければ生きていけない
動物の本能であるとも言えます。

 

「お母さん」という絶対的な信頼を寄せられる存在が
生きていくために必要であるとも言えます。

 

新生児の自閉症の症状にはどんなものがあるの?

 

一人として同じ子どもがいないように、
成長の仕方や見られる特徴には個人差がかなりありますので、

 

「これがあったら自閉症!」

 

という決定的なものはありません。

 

しかし、新生児期に見られるちょっとしたことが後に

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「あの時そうだったよね」

 

と言われるものはいくつかありますのでご紹介します。

 

1.あまり泣かない

 

赤ちゃんの意思の伝え方は「泣く」ということだけですが、
お腹がすいていても、おむつが汚れていても
あまり泣かないということがあります。

 

2.泣いたら泣き止まない

 

赤ちゃんは「泣く」ということで何かを伝えますが、
そのサインを受け取ってもらえると安心して泣き止むことが多いですが、

 

「抱っこしてあやしてもなかなか泣き止まない」

 

といったことがあります。

 

3.授乳中に目が合わない

 

新生児の焦点は25cm〜30cmくらいで合いますが、
これはちょうど授乳するときのお母さんとの距離にあたり、

 

多くの場合はお乳を飲みながら大好きなお母さんの顔を見て、
目をじっと見つめてきます。

 

そのため、お母さん以外の人がミルクを飲まそうとすると
機嫌が悪くなる赤ちゃんも出てくるほどです。

 

しかし、自閉症の赤ちゃんの場合、誰がミルクを飲ませても
大きな差がないことがあります。

 

4.なかなか寝ない

 

新生児期の赤ちゃんは「お乳を飲んでは寝る」というのが多いですが、
自閉症の赤ちゃんでは、しっかり授乳させても寝ずに
目を開けて起きているということがよくあります。

 

5.抱っこを嫌がる

 

一般的には、赤ちゃんは抱っこが大好きです。

 

特に「お母さんが抱っこしてくれる」ということに安らぎを感じて、
どんなに泣いていても、

 

「お母さんが抱っこすると嘘のように泣き止む」

 

ということはよくあることです。

 

しかし、自閉症の赤ちゃんの場合は抱っこ自体を嫌がることがよくあります。

 

以上のことは100%ではありませんので、
気になることがあったらできるだけ早く信頼できる小児科医、
児童精神科医、保健師などに相談されることをお勧めします。

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