赤ちゃんの手足バタバタは自閉症の可能性は極めて低くて多動では無い

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ここでは、「赤ちゃんの手足バタバタは自閉症?」についてお話します。

 

生まれた赤ちゃんは、時々刻々色んな表情を見せてくれて、
見ていても飽きることなく、こちらもつい笑顔になりますね。
そんな可愛らしく、大切な赤ちゃんの育児に新米のお母さんは一生懸命です。

 

生活様式も昔とは変わり、核家族が当たり前、自分と同年代の女性も、
必ずしも子育て中とは限らず、育児に関して相談出来る人が居らず、
大変な思いをされる女性が多いと言う現状です。

 

赤ちゃんの様子にちょっとでも疑問がわくと、
育児書を調べたりネットを検索したり「どこか悪いのかしら?」
と気になるものです。

 

赤ちゃんが、手足をバタバタさせるのは自閉症の多動なの?

 

赤ちゃんは、だいたい生まれた時は身長50センチ、体重3000グラムくらいです。
「ミルクを飲んでは寝る」を繰り返しながら、どんどん成長していきます。
視力も生まれてすぐは、明暗くらいしかわかりません。

 

しかし、見えていなくても目を開けている時の刺激や、
その他の五感からの刺激で脳は急速に成長して、
3〜4ヶ月で動くものを追うことが出来るようになります。

 

このように、赤ちゃんの成長にはいろいろな刺激が必要で、
手足のバタバタも寝返りをするため、ハイハイするため、
やがてつかまり立ちして歩くようになるために
必要な準備体操の役割でもあるのです。

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また、赤ちゃんは、お腹がすいた、オムツが汚れたなどの訴えを、
最初は泣いて伝えますが、手足が動かせるようになると泣くのに加えて、
バタバタさせて伝える、という手段も覚えます。

 

自閉症 赤ちゃん 特徴 乳幼児」でお話ししたように、
自閉症の赤ちゃんの身体的な成長は、ほぼ標準です。
手足のバタバタも定型発達の赤ちゃんと同じようにあります。

 

「この手足のバタバタが激しいから自閉症の多動では?」
はあてはまりません。

 

自閉症では?と気になったらどうしたら良いの?

 

育児書には、「この時期には、こんな特徴を示す子供が多い」
といったことが書かれてますが、
全ての子供が全く同じ成長の仕方をするわけではありません。

 

10人いれば、10人とも違います。それでも、
いろいろ疑問や不安は出てくるものです。
そんな時は各都道府県に1ヶ所、政令指定都市に1ヶ所
「発達障害者支援センター」があります。

 

そこで相談すると、発達障害のことがよくわかります。
また、ちょっとした疑問や不安を聞いて頂ける
ホームドクターを作っておくのも良い方法です。

 

大切なことは、お母さんが過剰に心配したり、
不安にならないことです。
子供はお母さんの様子にはとても敏感です。
心配事は早く解決して、穏やか気持ちで育児をしましょう。

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