自閉症スペクトラムの診断で子供の時とは?

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ここでは、「自閉症スペクトラムの診断で子供の時」についてお話します。

 

「自閉症スペクトラム」は英語で

 

「Autistic Spectrum Disorderと」言い、

 

略して「ASD」と言われることもあります。

 

このサイトでは

 

「わかりやすい」「典型的な(知的障害を持った)」
という意味で「自閉症」と記述しております。

 

また「ASD」を日本語に訳すと
「自閉症スペクトラム障害」です。

 

しかし、「スペクトラム」の概念から、
非常に軽度の(社会参加し、

 

生活上さほど大きな困難さを抱えていない)
人も含まれているので

 

(現実的にはその「非常に軽度」の人の割合は一番多い)
このサイトでは「障害」を外して
「自閉症スペクトラム」という言い方をしています。

 

自閉症スペクトラムの子供の診断の重要性は?

 

診断の仕方については
自閉症 診断 テスト 幼児」でお話しましたが、

 

「自閉症スペクトラム」は、
できるだけ低年齢で障害に気づき、
診断されることがとても重要であるとされています。

 

それは

 

1.自閉症スペクトラム特有の症状を緩和

 

できるだけ早くに気づき、診断を受けて
適切な療育をスタートさせることによって、

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自閉症スペクトラム特有の症状が
かなり緩和できることがわかっている。

 

2.二次障害を防ぐ

 

特に知的障害を伴わない
自閉症スペクトラムの場合、

 

社会性のなさを能力不足、
本人の努力不足とされてしまい、

 

常に自己肯定感が低く自信が持てず、
精神的に病んでしまう場合も多い。

 

自閉症スペクトラムの子供を早期診断に導くためには?

 

低年齢の子供に自覚はほとんどありませんから、
何といっても周囲の気づきです。

 

生まれて間もない子供に対して、
異常や障害を疑うのは
親にとっては耐え難いことです。

 

しかし、一番気づきやすい人なのです。

 

具体的な症状につては「自閉症スペクトラム 診断 幼児
でお話しましたが、言葉の遅れ(知的障害を伴わない場合はない)、

 

癇癪(とても激しい癇癪を何度もおこすなど)、
反応(おとなしすぎる、または目を離したら

 

あっという間にいなくなるなど)など
一見「個性」とも言えますが、

 

「もしかして?」

 

と思えるのであれば先送りせず、
信頼できる小児科医、児童精神科医、
保健師などに相談してみることが大切です。

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