自閉症の特徴で6歳とは?

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ここでは、「自閉症の特徴で6歳」についてお話します。

 

定型発達の6歳の子どもの特徴は?

 

6歳は、幼児期を卒業して春から小学校に入学して学童期に入る時期です。

 

1.生活面

 

保育園や幼稚園などに通うことで、
多くの子どもが早寝早起きなどの生活リズムを身につけます。

 

身の回りのことはほとんど自分でできるようになります。
2.社会性:仲良しの友達を、自分から作ろうとするようになってきます。

 

遊びの中のルールを守って楽しく遊べるようになります。
公共の場でのマナーも少しずつ身についてきます。

 

3.運動面

 

身体がしっかりとしてきて、歩いたり、走ったり自由にできるようになります。
音楽に合わせて動いたり、模倣体操をしたり、
ケンパなども上手にできるようになります。

 

4.言葉などの知能面

 

名前、生年月日、住所、電話番号、両親の名前など、質問されたら「はい、〜です」
などと答えられるようになってきます。

 

自分の意思をきちんとした文章で話すことができるようになります。
図形、位置、色など、絵や話も記憶ができるようになります。

 

ここにあげたのは一般的な発達の状態なので、
100%すべての子どもにあてはまるものではありません。

 

自閉症の6歳の子どもの特徴は?

 

3歳までに自閉症と診断されても
「そうかな?ちょっとゆっくりなだけでは?」と思っていた状態から、
次第に周囲との差、遅れを感じてくるのもこの頃からです。

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1.生活面

 

知的障害のない場合は生活のリズムなど、比較的容易に身につけられることが多いです。
知的障害のある場合、さらに睡眠障害を伴っていると
基本的な生活リズムを身に付けさせるだけでも、とても大変な場合が多いです。

 

身の回りのことは、自分でできることも増えてきますが、
まだまだ手助けを必要とします。

 

2.社会性

 

友達との関わりがうまくできないために、トラブルも多くなります。
「目に見えないものはないもの」なので、
暗黙の了解のようなルールを守ることは難しいです。

 

「かっこよくしましょう」などというと、
定型発達の子どもなら自分の行動を引き締めたりしますが、

 

自閉症の場合は「かっこよい」が具体的にわからなければ、
この言葉かけだけでは行動を引き締めることはできません。

 

3.運動面

 

定型発達の子どもたちと大差なくいろんなことができる子もいますが、
たいていは運動面の発達はゆっくりの子どもが多いです。
「走る」ということでも「よーいドン」で走り出せるのは定型発達の子どもです。

 

自閉症の子どもの場合は「よーいドン」を聞いたと同時に走り出さなければならない、
というルールをすぐには理解できないのです。

 

さらに、「よーいドン」のかけ方も言う人によって長さや声の調子も違いますから
余計にわかり難いのです。
「走る」ということだけを見ると、かなり速く走れる子もいます。

 

4.言葉などの知能面

 

知的障害がない場合は定型発達の子どもと大差ない場合が多いですが、
それでも、言葉の使い方が独特であったり、妙に大人びた言葉使いであったりします。
知的障害のある場合は、言葉の遅れが目立ってきます。

 

小さい頃ほど「遅れ」は目立ちませんが、徐々に差が開いてくると
支える親も精神的に疲労が大きくなります。

 

しかし、その子自身の幸せに目を向けて、
他の子と比較したり過剰ながんばりをさせたり、
出来ないからと、ひどく叱ったりなどということが無いようにしたいものです。

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