自閉症の特徴で5歳とは?

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ここでは、「自閉症の特徴で5歳」についてお話します。

 

定型発達の5歳の子どもの特徴は?

 

1.足の発達

 

歩く速さは大人とほとんど変わらなくなります。

 

バランスもしっかり取れるようになり、
平均台など細いものの上を1mくらいは歩けたりします。
また、ブランコなどでは立ちこぎなどの高度なことができるようにもなります。

 

2.手先の発達

 

微細な運動ができるようになるため、はさみの使い方もじょうずになり、
直線だけでなく曲線なども切れるようになります。
ホッチキスやのりの使い方もじょうずになります。

 

3.感情の発達

 

少ないながらも自身の経験などから、
他者の感情を読み取ることができるようになります。

 

自分の欲求だけで突っ走らず、
感情のコントロールをしてルールにしたがって遊んだりできるようになります。

 

4.社会性の発達

 

公共の場でのマナーを意識した行動ができるようになります。
自分だけでなく、友達など他者にも要求があることが理解できるようになります。

 

友達の必要性も感じるようになり、
自分より小さい子や高齢者の方たちに思いやりの心を持てるようにもなってきます。

 

5.食事

 

一人ではしを使って、こぼさずに食べることができるようになります。
家族や保育園、幼稚園の仲間と30分くらいなら
落ち着いて食事をすることができるようになります。

 

6.言語の発達

 

自分の名前や年齢、誕生日など尋ねられると丁寧語で答えられるようになります。
自分の意思も、きちんとした文章で伝えることができるようになります。
7.知能の発達:図形や位置、色など記憶することができるようになります。

 

ちょっとした話の内容も記憶することができるようになります。
複雑な指示に従うことも、少しずつできるようになります。

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自閉症の5歳の子どもの特徴は?

 

1.身体的な発達

 

「歩く」ということでは定型発達の子どもと同じことが多いですが、
バランスに関してはうまく取れない子どもが多いです。
また、ぶらんこの立ちこぎなどの高度なことも出来ない子どもが多いです。

 

手先の動きに関しても、定型発達の子どもと同じようにできる子どももいますが、
非常に不器用な子どもも多いです。
食事のときのはしがうまく使えない子どももいます。

 

2.言語の発達

 

知的障害を伴っている自閉症の場合は、言葉の遅れがあります。
知的障害を伴っていない自閉症の場合でも、言葉の使い方が不自然であったり、
妙に大人じみていたりすることが多いです。

 

3.感情の発達

 

感情の発達は未熟で、感情のコントロールは苦手な子どもが多いです。

 

非常に癇癪を起こしやすかったり、
いったん感情が乱れると(泣いたり、怒ったり)冷静になるまでに
とても時間のかかる子どもが多いです。

 

4.社会性の発達

 

社会性の発達は非常に緩やかで、マナーの理解、ルールの理解などが難しく、
友達などとうまく関わることが苦手であることが多いため、
遊びや食事などみんなと協調することがうまくできない子どもが多いです。

 

5.知能の発達

 

知的障害のない場合は、定型発達の子どもと同様の発達になりますが、
知的障害がある場合は、年齢相応な発達はしません。
自閉症であってもなくても、子どもの発達は千差万別です。

 

大切なことは、疑問に思うことは信頼できる医師(小児科医、児童精神科医)保健師、
発達障害者支援センター職員などに相談して、早めに解決していくことです。

 

「同じ時は二度とない育児」

 

を親として精一杯楽しみましょう。

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