自閉症の絵の特徴はとにかく緻密で色彩が鮮やか!私の長男も画家です

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ここでは、「自閉症の絵の特徴」についてお話します。

 

サヴァン症候群とは?

 

知的障害の有無に関わらず、自閉症の人の中には「絵」や「音楽」など、
ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する人がいます。
そういった症状を指します。
自閉症の人の10人に1人くらいの割合で発症します。

 

以前話題になった映画「レインマン」の主人公も
「テーブルから落ちた爪楊枝の数を正確に言い当てる」
というシーンがありましたが、これも一例です。

 

他には「何年何月何日は?」と問うと瞬時に「何曜日!」
と言い当てる、円周率を際限なく言うことが出来る、

 

並外れた暗算をすることが出来る、実際に見たことのある電車などを
下書きなしで、写真と見間違えるほど細部まで忠実に表現できる、
一度聴いた音楽を正確に再現できる、などさまざまです。

 

また、こうしたことの出来る人の中には、共感覚、
異感覚と呼ばれる感覚(数字に色を見たり、音に色を感じたりする)を
持っていることがあります。

 

彼らの中に「心で見える景色の色を数字にするだけ」ですとか
「雨のように、空から降ってくる色を音譜に書き留めるだけ」
と表現をすることがありますが、
それはこういった違った感覚を持っている裏づけです。

 

自閉症の人の「絵」にはどんな特徴があるの?

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1.とても緻密に描かれている

 

上でお話したサヴァン症候群の人の場合、下書きなしで写真と
見間違うほど細部まで忠実に表現します。
対象(乗り物、動物など)が限定していることもよくあります。

 

絵画だけでなく、切り絵の世界でも
同じように緻密な作品に仕上げています。

 

2.とても色彩豊か

 

原色を使った鮮やかな独特の色彩のことが多く、
見る人をとても引き付けます。

 

自閉症の人の「こだわり」は、何かと周囲と協調できなかったり
マイナス面として捉えられがちですが、見方を変え、彼らの「こだわり」を
中心にすると、意外な道が拓ける場合がありますね。

 

自閉症の人たちの独特の文化を共有できると、
世界が広がり豊かになりますね。

 

私の体験談をしますと「自慢話」になってしまうのですが
長男は小学生の頃から「ポスター展」などで賞を頂き
初めて新聞に名前だけですが、掲載されました。

 

中学生以降は「油絵」を描かせましたところ
16歳で史上最年少で「県展入選」を果たしました。
また20歳では史上最年少で「県展入賞」を果たしました。
この時は「テレビニュース」の取材も受けて、放送されました。

 

そして、24歳で「初画廊個展」を開催して
大手新聞社、数誌から取材を受けまして、こちらは
「カラー写真記事」として、大きく取り扱われました。

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