自閉症の赤ちゃんの原因とは?

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ここでは、「自閉症の赤ちゃんの原因」についてお話します。

 

人は人からしか生まれてきません。

 

また、どんなにお金持ちであっても貧しくても、
日本人であっても外国人でも、生まれた時は
みんな数千グラムの赤ちゃんです。

 

生まれてくる一人一人が、
かけがえのない存在なのです。

 

それは障害の有無には関係ありません。

 

赤ちゃんはどんな風にお母さんのお腹の中で成長するの?

 

卵巣から排卵された卵子と精子が出会って
結びつくことで受精卵
(細胞分裂をして2分割以上になったもの胚という)ができます。

 

受精卵は一つの細胞でできており、
細胞分裂によって2分割、4分割、8分割と分裂を繰り返して
16分割になった胚を桑実期胚といいます。

 

その後胚盤胞とよばれる状態となり、
子宮に到着すると胚盤胞の周囲の膜が薄くなってやがて破れ、

 

胚が子宮内膜にくっつき、
内膜を酵素で溶かしながら内部に入り込み、
やがて子宮内膜と結合します。

 

この状態を着床といい、受精後9日目頃です。

 

その後の大まかな成長は以下のようです。

 

1.妊娠3週目

 

胚の中の細胞が胎児となる準備期です。

 

これ以降の胚は2つに割っても
別々に成長することはありません。

 

2.妊娠4週目

 

心臓や肝臓が作られ始め、まもなく心臓が拍動し、
血液の循環が始まり、脳の発達も始まります。

 

3.妊娠5週目

 

目や手足の元となる部分ができ始めます。

 

4.妊娠6週目

 

耳が作られ始めます。

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5.妊娠7〜8週目

 

目鼻、四肢が整って人間の形になります。
この頃から胚ではなく胎児と呼ぶようになります。

 

6.妊娠12週目

 

外面的なことでなく、主要な臓器も完成して、
内面も人間の形となります。

 

7.妊娠24〜26週目

 

胎児の肺ができ上がり、肺呼吸できるようになります。
また、大脳皮質の活動が始まります。

 

赤ちゃんが自閉症になる原因は?

 

誰もが五体満足で健やかな赤ちゃんを産みたいと願うものです。
しかし、先天異常(奇形、代謝などの機能異常)を
持って生まれてくることもあります。

 

先天異常の割合はだいたい生まれてくる赤ちゃんの4%です。

 

妊娠12週の終わり頃までが、
器官形成では一番影響を受けやすい時期といわれています。

 

しかし、赤ちゃんが自閉症になる原因は
はっきりとはわかっていません。

 

自閉症 原因 母親」でお話したように、
自閉症は後天的要因ではなく、
脳の器質的な特性による先天的な障害です。

 

その脳の器質的な特性は

 

「遺伝子情報伝達ミス」

 

により起こります。

 

それは、父親からの遺伝子だけでなく
母親からの遺伝子でも同じように生じるということです。

 

卵子と精子の持つそれぞれの遺伝子を
細胞分裂のたびに複製、分裂させていく過程で
誤作動を生じてしまうのです。

 

遺伝子に異常を起こす原因である
放射線への曝露、薬剤の使用、感染症などに気を付け、

 

ストレスを少なく精神的に平穏な
妊娠生活を送ることも大切なことです。

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