自閉症で3歳の言葉は出ないがそれだけでは決め付けられない!

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ここでは、「自閉症で3歳の言葉」についてお話します。

 

母子保健法で1歳半および3歳での健診が義務付けられているため、
1歳半健診でいろいろ課題のあった子供のお母さんは、
3歳児健診の前はとても憂鬱なものです。

 

3歳児の言葉の発達の目安はどんな感じ?

 

子供の発達はとても個人差が大きいものです。
以下にあげることは、あくまでも一つの発達の目安です。
名前や年齢、簡単な質問に答えることが出来る。

 

名前を呼ばれると返事が出来る。
相手の目を見て話したり、聞いたり出来るようになる。

 

触った感触などを、言葉で表現出来る。
(やわらかい、硬い、フワフワ、ガサガサなど)
遊びの中で必要な言葉が使える。
(遊びに入れて、貸してちょうだい、ありがとう、どうぞなど)

 

日常の挨拶が出来る。
(おはよう、こんにちは、おやすみなさいなど)

 

赤ちゃんは生まれたときから、目ははっきり見えなくても、
音はきちんと聞こえているので、周囲の音からいろんな情報を収集しています。
お父さんやお母さんなど、周囲の人が話しかけてくれるのを聞いて、
言葉を覚えていきます。

 

1歳頃から意味のある単語を話すようになり、
2歳頃には2語文が話せるようになり、
3歳頃には理由を言葉で言えたりし始めます。

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自閉症の3歳児の言葉はどんな感じなの?

 

全く言葉がでない。
言葉は出ているけど、独り言のようであったり、
一方的で会話にならない。

 

自分は話すけど、人の話は聞かない。
言葉でコミュニケーションをとろうとしない、といったことがあげられます。

 

自閉症は「子供 自閉症 チェック」でもお話したように、

 

「ウィングの三つ組の障害」

 

(対人関係の特異性、コミュニケーションの質的障害、
イマジネーションの質的障害)が3歳までに現れるので、
3歳頃の言葉の発達は特徴的です。

 

しかし、言葉でコミュニケーションをするには、
「言葉の理解」「しゃべる能力」が必要です。
そのどちらかまたは、両方ともが発達していない場合は、
言葉は出てこないということになります。

 

「3歳で言葉が出ないから、自閉症だわ!」とは言えないのです。
一度専門医に診てもらい、育児不安は早めに解決しましょう。

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