自閉症はいつわかる?1歳半検診でわかるが親は小学校まで信じない!

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ここでは、「自閉症はいつわかるのか」についてお話します。

 

誰でもお腹に赤ちゃんがいる妊娠がわかった時から

 

「どんな子供が生まれてくるのかな?男の子かな?女の子かな?
パパに似てるかな?ママに似てるかな?」など、
わが子に会える日を楽しみにして出産を迎えます。

 

生まれてすぐ、赤ちゃんは自閉症だとわかるの?

 

自閉症の赤ちゃんは、定型発達の赤ちゃんと外見上なんら変わりはありません。
自閉症の原因も特定されていないため、検査する手段もありません。
ただ、後になって、そういえば抱っこしづらかったとか、
目が合いにくかったとか、あまり泣かなかったなどと思うことはあるようです。

 

1歳半健診を前に「言葉が遅いのでは?」
と気づくことが多いようです。

 

自閉症はいつからわかるの?

 

自閉症の診断については「自閉 症診断 時期」でお話したように
ウィングの「三つ組の障害」がそろって確定されます。
自閉症の兆候は、生後1ヶ月くらいから認められると言われていますが、
一般的には3歳くらいまで自閉症かどうかの判断は難しいです。

 

1〜2歳くらいまで特に何も感じなかったのに、
3歳くらいから自閉症の特徴がはっきりしてくる子供もいるからです。

 

自閉症を疑う兆候、特徴にはどんなものがあるの?

 

「これがあったら100%自閉症です!」と言うものではありませんが、
以下のような兆候があったら一度、相談をしてみられることをお勧めします。

 

言葉の発達が遅れていたり、オウム返しをよくする。
自分の好きな言葉ばかりを繰り返して言う。
声をかけても反応がない。

 

自分の意思を伝えるのに、指差ししたり、ジェスチャーを使ったりをしない。
人の手を持って何かをさせようとする(クレーン現象)
人に対する関心が薄い。

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手をひらひらさせたり、ぐるぐるその場で回ったり、
ぴょんぴょん跳ねたりを繰り返す。
うろうろすること多く、その場にジッとしていられない。

 

つみきを一列に並べたり、ぐるぐる回るミニカーのタイヤをジッと見ていたり、
本来のおもちゃの使い方では遊ばない。
数字やカレンダー、分厚い辞書などを興味深く見ている。

 

音や光に敏感である。
抱っこを好まない。
極端な偏食、食べ方に決まりがある。
睡眠のリズムが整わない、すぐに崩れる。

 

などです。

 

このような兆候があって実際に「自閉症」とわかっても、
ほとんどの人が時間の長短はありますが、
子供の障害を受け入れ乗り越えています。

 

自閉症=アウトではありません。
決して悲観せず、専門家のサポートを受けながら
子育てをしましょう。

 

私の体験談をしますと、長男は私自身が「初産」でしたし、
私は兄弟やいとこ達の中でも、一番年下で育ちましたので、
正直、赤ちゃんのことは、まるで分からないことだらけでした。

 

一方、私の主人には8歳年下の妹さんがおりましたので、
小学2年生の時から、新生児が育つ様子は
良く知っていたのでした。

 

ところが、そんな主人の方が、長男が3歳になるまでは、
「自閉症」では無く「性格の範疇」だと
思い込んでいたのでした。

 

ですから、主人が長男の「自閉症」をハッキリと認めたのは、
小学校入学時に「普通学級」に入れなかった時なのでした。
それくらい、親が子供を愛する気持ちは強いのです。

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