2歳半の自閉症の特徴とはまずはじめに「言葉の爆発期」が無い!

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ここでは、「2歳半の自閉症の特徴」についてお話します。

 

2歳半くらいの定型発達の子供の特徴は?

 

1.言葉の爆発期

 

言葉の発達には、とても個人差が大きいものですが、
それでも2歳になるとほとんどの子どもがドッとしゃべり出します。
2歳から2歳半までを、「言葉の爆発期」と呼ぶ専門家もいます。

 

2.手指の動きが繊細に

 

この時期になると、手指の動きも繊細になり、
絵本などを1ページずつめくることができるようになります。
絵を描く時には、クレヨンでのなぐり描き、
縦や横の線描きが主だったのが、まあるい曲線が描けるようになってきます。

 

3.身の回りの出来ることが増える

 

手を使う動作がとても上手になるため、
ドアの取っ手や水道の蛇口をひねって、
開け閉めが出来るようになります。

 

4.一人遊びが出来るように

 

母親が見ていなくても、一人で絵本を眺めたり、
積み木などで「がたん、ごとん」と
電車にみたてた遊びが出来るようになってきます。

 

5.言葉でのコミュニケーションがはじまる

 

おしゃべり好きになって、盛んに母親に話しかけたり、
外出時に見かけた子供を見つけて「○○ちゃん!」
と言って指差したりします。

 

また、物に名前があることがわかるようになり
「これなあに?」の質問も増えてきます。

 

6.まねっこからごっこ遊びへ

 

母親の真似が多かった時期から、手に持った積み木を、
お皿や調理器具に見立てるということが出来るようになり
「ままごと」などが出来るようになります。

 

7.社会性は未熟

 

「ままごと」など人と関わる遊びをするようになると、
当然衝突が起こります。
その衝突を上手に避ける能力はなく、頻繁に「けんか」になります。

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2歳半くらいの自閉症の子供の特徴は?

 

1.言葉の遅れ

 

上でもお話しましたが、言葉の発達は個人差が大きいものです。
しかし、話せても、一方的だったりします。
こちらの言ったことをそのまま繰り返すオウム返しが多かったり、
車の名前やコマーシャルなど、特定な言葉ばかりを繰り返すこともあります。

 

以前は少し喋っていたのに、
言葉が消えてしまうということもあります。

 

2.感情の表出が乏しい

 

目(視線)をなかなか合わせてくれなかったり、
表情の変化が乏しく、いつもかたい表情をしていたり、
笑顔がほとんど見られなかったり、逆に、
泣くような場面でも笑っていたりします。

 

3.人と関わろうとしない

 

母親が遊びに誘っても、なかなか応じてくれず、
一人遊びばかりをしていたりします。

 

また、友達と遊ぶ時期になっても、まったく友達に
興味を示さないということもあります。
母親への依存も希薄です。

 

4.こだわりが強い

 

水遊び、ドアの開け閉め、物を一列に並べるなどの遊びに夢中になり、
止めさそうとすると激しい癇癪になることもあります。、

 

5.落ち着きがない

 

いつもうろうろとして、落ち着きがなかったり、
目を離すとすぐにどこかへ行ってしまうということも出てきます。

 

このように、2歳半まで赤ちゃんが育って来ますと
明らかに自閉症児は健常児とは、異なった特徴を見せるようになります。

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